50cc Motorcycle

名称と機構

原付バイクには、アクセルを回すだけのスクーターと、ギヤチェンジが必要なタイプがあります。原付バイクというとスクーターを想像しがちですが、原付バイクの免許を取得するときの試験問題には、ギヤつきで、クラッチがあるものについても出題されます。免許を取得したあとスクーターを乗る予定でも、ある程度の名称と機構を覚える必要があります。ここで紹介するものは、試験にも比較的多く出てくる名称と機構です。覚えておきましょう。

原付バイクの各名称

原付バイクの各名称と機構を画像付きで紹介していきます。スクーターを乗る場合でも、ギヤ付きタイプのバイクのことは覚えておきましょう。

名称

画像

機構

グリップ

 

左右のハンドルの握る部分。

アクセル

アクセルグリップともスロットルとも言います。
右のグリップ部分で、発進するとき、加速する時に手前に回すことでアクセルが作動します。

クラッチ

エンジンの動力を切ったり伝えたりする部分です。変速する場合にギヤを変えて使います。スクーターにはありません。

クラッチレバーはクラッチを作動させるために使うレバーで、左のハンドルについています。動力を切断するときは握り、伝えるときは離します。

ニュートラルはギヤがつながっていなくて空回りしている状態です。クラッチレバーを離しても動力は伝わりません。信号などで止まったときはニュートラルにします。

ステップ

ステップバーとも呼ばれます。運転しているときに足を乗せる部分です。ギヤ付きのバイクでは、左右にステップバーがあります。

ブレーキ

バイクのスピードを下げたり止めたりする時に使います。
ブレーキレバーは右グリップにあるレバーで、前輪にブレーキがかかります。

ブレーキペダルは右ステップにあるペダルで、後輪にブレーキがかかります。

エンジンブレーキをかけるときは、アクセルを戻すことで減速し、エンジンブレーキをかけることができます。クラッチを切っているときにはエンジンブレーキはききません。

チェンジペダル

左ステップの前についている、ギヤを入れ替えるためのペダルです。

ギヤチェンジ:1速→2速とギヤを入れ替えること
シフトダウン:3速→2速→1速とギヤを下げて行くこと。エンジンブレーキなどに使われます。

ギヤ

エンジンの力を効果的に使うための歯車で、低速、高速、上り坂などでチェンジペダルを操作することで切り替えます。(※)

ウィンカーランプ

方向指示器、フラッシャーランプとも呼ばれています。バイクが進路を変更するとき、曲がるときなどに、その方向を周囲に知らせるために点滅させるランプです。

ヘッドランプ

前照灯とも呼ばれます。暗い状態で、前方を照らすために使います。現在、エンジンを始動させるとヘッドランプがつくような仕様になっているものもあります。

マフラー

消音器とも呼ばれる、排気ガスが出る部分の手前の膨らんでいる部分を言います。
排気音を小さくし、中には排気ガスをきれいにする機能を持つバイクもあります。
マフラーがはずれると、排気音がうるさくなるのですくに分かります。

警音器

警笛、クラクションとも呼びます。
本来の使い方は、『危険を避けるためにやむを得ない場合』『警笛鳴らせなどの標識がある場所』で使うこととなっています。

その他

発進するとき、クラッチのつなぎ方が悪いと、エンジンが止まってしまいます。これを『エンスト』と言いますが、2速や3速にシフトチェンジするときにはエンストはしません。エンストを起こしても、エンジンを再始動するとすぐに走行することができます。

(※)各ギヤの使用法

ギヤ

エンジンブレーキ

速度

方法

ロー(1速)

発進時など、大きな力が必要なとき。

セカンド(2速)

加速や減速、坂道を登るとき。

トップ(3速)

大きな力が必要ないとき。

ニュートラル

エンジン始動時や信号待ちのとき。